築古物件でもローンが組める?中古+リノベーション一体型ローンの仕組みと注意点

はじめに:築古でも快適に住める時代へ

「中古住宅を買いたいけど、リノベ費用って別ローンになるの?」
「古い物件って住宅ローンが通りにくいって聞いたけど…」

そんな疑問を持つ方に、今回は中古+リノベーション一体型ローン(リフォーム一体型ローン)の仕組みと注意点をわかりやすく解説します。


1、通常の住宅ローンではリノベ費用が含められない?

一般的に住宅ローンは、「住宅を購入するための融資」です。
そのため中古住宅を購入後にリノベーション費用を追加で借りたい場合、

  • 住宅ローン(購入費用)+リフォームローン(工事費用)

と、2つのローンを組む必要があるケースが多いのが現実です。

✖️ リフォームローンのデメリット

リフォームローンは無担保型が主流で、

  • 返済期間が短い(5〜10年程度)
  • 金利が高い(2〜4%程度)

といった特徴があり、月々の返済負担が大きくなりがちです。

2、リノベーション一体型ローン(リフォーム一体型ローン)とは?

そこで注目されているのが**「リノベーション一体型ローン(リフォーム一体型ローン)」**。

これは中古住宅の購入費用とリノベ費用をまとめて借り入れできる商品で、

✅ 金利は住宅ローン並み(0.5〜1.5%前後)
✅ 返済期間は最長35年(住宅ローンと同じ)

という特徴があります。

 

こんな方におすすめ

  • 中古+リノベをワンストップで進めたい方
  • 金利負担を抑えたい方

物件探しとリノベプランを同時進行したい方

 

3、利用時の注意点

便利なリノベーション一体型ローン(リフォーム一体型ローン)ですが、利用するにはいくつかの注意点があります。

担保評価
金融機関は「物件価格+リノベ費用」を担保評価します。
物件の築年数や立地によっては、評価額が不足する場合もあるため注意が必要です。

審査時にリノベ見積もりが必要
購入時点で、どんなリノベをするか概算見積もりが求められます。

つまり、

  • 物件探し
  • リノベプラン作成
  • 見積もり提示

を同時並行で進める必要があります。

施工会社選定が先になる
リノベーション一体型ローン(リフォーム一体型ローン)では、審査前に施工会社を決めておく必要があります。
工務店・リノベ会社選びも早めに進めることが重要です。

4、メリット・デメリットまとめ

メリット デメリット
・金利が低い(住宅ローン金利)
・返済期間が長く月負担が抑えられる
・手続きが一本化される
・事前準備が煩雑
・金融機関によって取扱有無が異なる
・施工会社選定が先

5、京都・宇治エリアの現状

京都府内でも、地銀や信用金庫がリノベーション一体型ローン(リフォーム一体型ローン)を取り扱っています。
ただし金融機関ごとに条件が異なるため、早めに相談しておくことが重要です。

ORDERでは、取扱可能金融機関の紹介も含め、資金計画のトータルサポートが可能です。

 

まとめ

中古住宅購入+リノベは、賢く進めれば新築以上のコストパフォーマンスが実現できます。

ただし資金計画を誤ると、
「ローン返済が苦しい…」「思ったリノベができない…」
と後悔するケースも。

ORDERでは、物件探しからローン選定、リノベ設計までワンストップで対応可能。
理想の住まいづくりを、資金面からもサポートします。

 

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